こんにちは、タマムラです。

PGM東京2026に向けて、GnDブースでも展示予定のChocolate Electronics 新作オーバードライブ3機種である、Chocolate Crunch、Melty Overdrive、Fuzzy Overdriveをご紹介します。
3機種ともクオリティが非常に高く、尚且つコストパフォーマンスにも優れているので、是非PGMで試していただきたいです。
コントロールとしては、3機種ともにシンプルなVolume、Tone、Driveの3つのツマミを基本に、それぞれ特徴となるミニスイッチが付いています。
以下各ペダルの特徴を軽くまとめてみたので、試奏の際などに参考になれば幸いです。
Chocolate Crunch

同社製Chocolate Driveの改良版のような位置付けらしく、比較してよりクリアで手元のタッチが反映される弾いていて楽しい玄人向けなオーバードライブになった印象でした。
説明書に“ローがガツンと出ているのにコモらないパンチあるサウンド、心地よく艶やかな色気ある音色を目指した”とありますが、まさに太いのにクリアでウェットなサウンド、そんなイメージです。
Chocolate Crunchは、左側に音色のキャラクター(Crisp / Rich)切り替えと、右側にミドルとロー感を足せる2つのスイッチ付き。
左側のスイッチはざっくり、
Crisp:ロー、ローミッド控えめで気持ちコンプ感のあるサウンド、ややブースター向き
Rich:ワイドレンジでオープン・アンプライクなサウンド、やや単体向き
といった印象です。もちろん、それぞれブースター・単体でも問題なく使用できるので、あくまで傾向として捉えていただければと思います。
Crispモードはサクサクとした歪み感で、歌モノにおけるコードバッキングなどでも邪魔にならないレンジ感。クラシックなオーバードライブほどはローが削られず、フェンダー系のODほど飽和しないので、扱いやすく丁度良いオーバードライブサウンドが得られやすいです。
Richモードはロックやハードブルースによく合いそうなサウンドで、レンジが広い分ハムでもシングルでも相性はバッチリ。SSH配列のピックアップで、バッキング〜リードまで表情豊かなサウンドコントロールもしやすくなるのでおすすめです。
右側のスイッチは中央を基準に、下がミドル強調、上がミドル+ボトム感の強調となっています。
やりすぎず、欲しいところに効いてくれる、アンプやギターとの相性を見ながら好みのポジションを探るのに丁度良い利き方。
小口径・小音量のアンプだと違いが分かりづらい場合もありますが、スタジオなどである程度の音量で弾いて貰うとより効果が実感しやすいと思います。
音量は最近のペダルらしく余裕があり、あくまでオーバードライブの範疇ですが、ゲイン幅も広めで使えるポイントが多いです。
わずかに歪んだクリーン~クランチはもちろん、クリーンなトランジスタアンプに繋いで単体でのリードサウンドも◎
トーンに関しては、3時方向くらいから右に回し切った状態を基準にカット方向への幅を広く持たせてある印象で、アンプやギターのプレゼンス感を活かしたいのであれば3時付近、ペダル自体のキャラクターを味わいたいのであれば12時付近で探ってみるのがおすすめです。
何系なのか?と言われると難しいところですが、トランスペアレント系のようなニュアンスもありつつ、よりアンプライクでベーシックなオーバードライブ…何系なんでしょうね()
個人的には、左側Rich、右側M+Bの組み合わせが好きです。
Melty Overdrive

おそらくVelvet Driverの改良版。(後日確認したところ、厳密には直系のものではないとのことで、並べて比較もしましたが別物でした。Chocolate Crunchの派生系と考えた方が良さそうです。)
Chocolate Crunchよりも上の帯域がナローでミドルにピークがありつつも、コンプ感が強すぎたりレンジが狭過ぎることもない良質なオーバードライブ。
サウンド的には名前の通り甘くとろけるようなサウンドが特徴で、硬い出音のアンプやギターであっても、マイルドで暖かみのあるサウンドに。
実際にスタジオでも試しましたが、たとえJC-120のようなアンプであっても、ずっと弾いていたくなってしまうようなサウンドに変えられるほどのポテンシャルを持っているペダルです。
メーカー的にはトランスペアレント系とのことですが、個人的にはZen Drive、Simble、SOV-2などのダンブル系オーバードライブのような質感も若干あるかな?と思いました。
ですが、いわゆるトランスペアレント系やダンブル系よりも柔らかくグッと密度の濃い音で、手元のタッチに対する反応性は高くも、いかにもなダンブル系ほど音が裸すぎて弾きづらい!なんてこともなく絶妙なチューニングです。(とはいえ、一般的な歪みペダルよりもシビアで気合を入れて弾かないとペダルに負けますが。。)
右側のミニスイッチは、ボトム感の強調具合を+1、+2と段階的に調整でき、直感的に迷うことなく現場や機材毎に切り替えられるのでとても便利。
いざBassコントロールノブが付いているとスイートスポットが掴みづらい、なんてことも結構ありがちなので、欲しいのはこの辺りでしょ?をペダル側が提示してくれるのは結構ありがたいのではないでしょうか。
音量やドライブ、トーンコントロールの効き方や操作感はChocolate Crunchと近く、純粋にサウンドキャラクターの違いで製品の差別化をされているように感じました。
アンプや歪みペダルのゲインブースターとして使用した際には、Chocolate Crunchよりもナチュラルかつしっかりと力強くプッシュできる印象です。
人によっては地味と感じるかもしれませんが、使用するアンプの良さをさらに引き出してくれる、弾けば弾くほど味のする楽しいペダルだと思います。
Fuzzy Overdrive

元はアッパー&ダウンオクターブ両方を出せるファズを開発していたところ偶然生まれた別物らしい。
市場にある多くのファズと比較して、ハイミッドにピークがありオーバードライブ寄りの纏まった抜けの良いサウンドかと思えば、ドライブ&トーンコントール次第でマフ系やブチブチ系ファズ、ベンダー系など様々なスタイルの要素を持ちつつもオリジナリティのあるサウンドにもなる、一癖も二癖もある新感覚ファズ。
トーンコントロールを回していくと、特定のポイントごとにキャラクターが変わっていくので、好みの位置を探るだけでも中々楽しめると思います。
意外にもトーンを絞り切った付近が音のバランスがよく、インストものなら絞り切り、歌アリなら少し上げた辺りが使いやすそうです。
ミニスイッチで切り替えられるアッパーオクターブサウンドも非常に優秀で、Octavia系とも違う、モダンでクリアなオクターブファズサウンド。
速いパッセージにも付いてきてくれる追従性の良さは他のオクターブファズでは中々見られないのでは?
オーバードライブやディストーションでは音がロック過ぎる、ファズまで行くとちょっと使いずらい…と言った悩みに対して丁度良い解決策にもなりそうなペダルです。
まとめ
冒頭にも書きましたが、本当にどれもクオリティが高く良い音なので、とにかく試してみて欲しいです。
価格は税込24,200円で購入できるようなので、是非PGM当日はChocolate Electronics様のブースにも足を運んでみてください!
もちろん、GnDのブースでもお試しいただけるので、他のペダルとの組み合わせなども併せてチェックできますよ〜!

▼3機種の試奏配信▼

