私はいま、バンドマンのみなさんの脳内に直接語りかけています。
ライブやリハーサルなどでギターやエフェクターなどの高価な機材を運ぶ機会がある方…
そう、そこのあなたです。
今回のテーマは盗難対策です。
たまにSNSで見かけませんか?車上荒らし等で楽器の盗難にあい楽器を探してますとの投稿を…。
僕の知人でリハーサル終わりに一瞬目を離した隙に盗られてしまったという方もいました…。
これらの光景は当事者からしても、それ以外の方からしても痛ましいですよね…。
そこで今回は、このような事態にならないための日ごろからできる盗難対策を5つご紹介します。
①スマートタグの導入
スマートタグとは、Appleの「AirTag」に代表される、スマホでモノの位置情報を管理できるデバイスのことです。

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スマートタグがスマートフォンから離れると通知が来るように設定できるため、これをギターケースなどに忍ばせておけば、万が一盗られた際にもすぐに気づけるのが利点です。
これは主に盗られてすぐ、初動で特に威力を発揮すると思います。位置情報で具体的な場所を特定出来るため捜査時間を短縮できます。
そして僕はこれをギターケースとエフェクターボードに忍ばせています。



盗られた後にスマートタグがバレて捨てられてしまうと追跡できなくなるため、一見分からないようにしておくと吉。(僕はボードは諦めてます)
スマートタグはボタン電池で動くものが多いため、電池交換の際には取り出せるように、しかし見つかりづらい場所に隠しておくのがおすすめです。
AirTagと比べると一部機能の制限はあるものの、こちらの安価な製品でも十分使えるためおすすめです。

②シリアルナンバーを控える
これは知人が盗難にあった話を聞いて僕がすぐに取り入れた対策です。
僕は現在ほぼ全ての機材のシリアルナンバーをリストにして管理しています。

これにより、万が一盗難にあった場合でも、シリアルナンバーをSNS等で公開することで楽器店などで買い取りを控えていただくことができるかもしれません。
何より自分の持ち物である証明ができるため、警察への届出時にも使えて、無料でできる有効な対策だと思います。
③ワイヤーや南京錠などを使用する
ギターケースの開閉部のチャックに南京錠をかけたり、少し場を離れる際はギターケースとその場にある柱などをワイヤーで括って南京錠をかけるなどすると、見た目からして対策されているため心理的な抑止効果が期待できます。
百均でも販売されているため、導入コストの低さが魅力です。
しかし、専用の工具を使えばワイヤーや南京錠でも破壊できてしまうため、絶対に安全という訳ではないことは注意しましょう。
④あえて安価なケースで持ち運ぶ
価値が分かってる人からは、高級なケースやブランドロゴの入ったケースの方が狙われやすいため、有名メーカーのロゴのないシンプルなケースや、安価なケースをあえて選ぶことで盗難リスクを減らせると思います。
しかし、それに伴いケースの耐久性が低くなってしまう場合もあるので注意です。
⑤あまり高い機材を持ち運ばない
個人的にはあまり好きな考え方ではありませんが、どうしても盗難が怖い方はこうするのも手ではあります。
万が一盗難されても被害の少ないものや買い直せるものを選ぶのも盗難対策と言えるでしょう。
これに関しては盗難以外にも、故障した場合の対策としても有効です。
◎まとめ
①スマートタグの導入
②シリアルナンバーを控える
③ワイヤーや南京錠などを使用する
④あえて安価なケースで持ち運ぶ
⑤あまり高い機材を持ち運ばない
全部で5つ紹介してきましたが、取り入れられそうなものからやってみることをおすすめします。
特に「②シリアルナンバーを控える」に関しては、リストを作るのが面倒であれば、写真を撮って管理すると楽なのでおすすめです。(機材が多い人はどれがどれだか分からなくなるためリスト化を推奨します)
それと、①のスマートタグの安心感は凄まじいので、ぜひ全バンドマン導入をおすすめします。
大切な楽器、思い入れのある機材だからこそ、あとで後悔しないためにこれらの対策を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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また、みなさんはどのような盗難対策をしていますか?
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