がーさらです!
今年買った機材の中で、個人的なランキングを作ってみました!
プチレビューも載せてあるので何かの参考になればうれしいです!
3位
KEMPER
PROFILER POWER RACK

今年は「Quad Cortex」が話題な中、僕はケンパーのパワーアンプ搭載モデルをいまさらながらゲットしました!
ケンパーは実機のアンプを独自技術でコピーして取り込めるといういわゆる“アンプ吸い取り機”。発売から10年たった今でも第一線で使われ続けるほどの製品クオリティーは使えば納得でした。(デジタル機器は新しいもののほうが基本的にモノがいいので、Kemperのすごさが際立ちますね)
まだアンプのキャプチャーが試せていなかったりと、全ては把握できていませんが、僕が思ったケンパーのいいところを書き並べてみます。
- 大量のRig(=アンプ)が使えるので、実機のアンプをいくつも買うより安い
- 実機のアンプより管理やスタジオへの持ち運びが楽
- パワーアンプ搭載モデルなのでシステムが一台で完結する(他機種はキャビネット出力の際、別途パワーアンプを用意する必要あり)
- 幅広いアウトプットが可能
- 設定のリコールが可能(保存しておけば全く同じ音を一発で呼び出せる)
- レコーディング時に助かるリアンプ対応(ドライ音をスルーできる)
ざっとこんなところでしょうか。
ライブにレコーディングに幅広く使いたかったので、そんな欲張りの僕にはぴったりのチョイスでした。
似たような機材を試した中では、一番アナログとデジタルの混ざり具合がよく扱いやすい印象です。
当然ですが音にデジタル臭はあるので、これから色々試して緩和させていこうと思ってます。
※詳しいレビューや使い方はまた改めて書きますね!
2位
UAD-2
SHADOW HILLS MASTERING COMPRESSOR

UAD-2プラグインの中でも特にお気に入りの逸品。
名前通りのマスタリングコンプレッサーで、1段目にオプトコンプ、2段目にディスクリート(VCA)コンプという構成です。トラックに挿すだけもスタジオで録ったような説得力のあるアナログ感が得られます。
コンプは使い勝手がよくとても優秀ですが、僕が一番気に入っているのはニッケル・アイアン・スチールといった3種類のトランスを切り替えられるという機能です。これでアナログ感を付与しながら音の重心が変えられるため、トラックによって使い分けられるのがめちゃめちゃ便利です。気づいたらほとんどのトラックにかかってることも…
UAD-2プラグインは高いと思われがちですが、これならひとつで2役で3種類のトランスの使い分けが可能、そして実機より圧倒的に安く便利なのでコスパは相当いいんじゃないでしょうか。ちなみに僕はもう手放せません…!
1位
Universal Audio
Apollo Twin X Quad

UAP-2プラグインを内蔵のDSPで処理することで、PCの負荷から開放してくれる、高品質オーディオインターフェース。
直前までRMEのBabyface Proと迷ったのですが、やはりUAD-2プラグインが使いたかったのでこれにしました。結果は大正解で、噂通りUAD-2プラグインがめちゃめちゃアナログライクで素晴らしい!
加えて、僕は「Apollo Heritage Edition」を購入したので、開封してすぐにUAD-2プラグインを使えるのは非常に便利でした。
専用のミキサーソフト内でUAD-2プラグインを使ってモニターもできるので、いい音でライブ配信もできたのはうれしいポイントでした。
入出力は最小限なので、これ以上欲しがると実質ラックタイプ一択なのは少し残念ですが、とにかくUAD-2プラグインがめちゃめちゃ優秀なので、十分すぎる仕事は果たしてくれます。
番外編
Hanalei
HUK-200CG

コロコロとした優しい音色と、ギターより小さく持ち運びもしやすい点でウクレレが気になってたところ、デジマートで半額になっているのを発見し即ポチ。
ウクレレ標準のチューニングはギターでいう5カポ状態の1〜4弦で、4弦だけ1オクターブ上になっています。これがいい頭の体操になるので、息抜きがてらにウクレレを弾いても実質ギターの練習になるのはうれしいところです(楽しい)。
まとめ
今年もコロナ禍が続いたため宅録環境の強化がテーマでした。ランキングで出たものは即戦力ですでに大活躍してますが、来年は細かいところまで突き詰めつつもっとガシガシ使っていきます!
2022年はCubase12と併せてCubaseユーザー待望のeLicencer廃止のアナウンスがあったので楽しみですね。(個人的にはゆるキャン△の映画や高木さん3期など楽しみが止まらない…!)
これで今年最後の記事になります。
今年はGnDの正式なロゴが完成して、イヤモニの記事が意外と伸びたり、GnDセレクションを連載したり、今はまだ公開されていない記事や企画もできました。
今年も記事を読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。
来年もちょっとニッチな話題を掘り進めていくので、GnDをよろしくお願いいたします!!
それではまた来年の沼でお会いしましょう!よいお年を〜